2014年9月25日木曜日

総領事館からのお知らせ(MQMによる抗議行動に係る注意喚起)

平成26年9月25日
在カラチ総領事館
在留邦人の皆さんへ

総領事館からのお知らせ(MQMによる抗議行動に係る注意喚起)

1.25日,各種報道によれば,昨日,カラチ市内のAbul Hassan Isphahani Road 所在のMQM支部において、治安機関によりMQMメンバー数名が逮捕された模様です。当地国連警備部(UNDSS)によれば,MQMメンバーは,以下の場所にて同逮捕に対する座り込みによる抗議行動を行っており、所々で交通渋滞が発生しています。

●Malir
●シンド州首席大臣公邸
●Teen Talwar
●Star Gate
●Gulberg
●Liaqatabad
●Abul Hassan Isphahani Road
●Gulistan e-Johar

2.抗議行動は,これまでのところ座り込みによる形態に留まっていますが,今後の情勢次第では,これら抗議行動参加者と治安当局による衝突等の事態が発生する可能性もあります。つきましては,これら地区等へは不用意に近寄らず,また,最新の治安情報等に留意して下さい。

在カラチ日本国総領事館

大使館からのお知らせ(イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出に伴う注意喚起)

平成26年9月25日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出に伴う注意喚起)

 今般、外務省より、シリア・イラクにおいて活動するイスラム過激派組織による脅迫メッセージに関する注意喚起として、以下の「渡航情報(広域情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

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渡航情報(広域情報)

(件名)イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出に伴う注意喚起

(内容)
1 22日(日本時間),シリア・イラクにおいて活動するイスラム過激派武装組織イラクとレバントのイスラム国(ISIL)は,米国を始めとする「連合」によるISILへの攻撃を批判するとともに,欧州,米国,豪州,カナダ,モロッコ,アルジェリア,ホラサーン(注:アフガニスタン等の地域の旧称),コーカサス,イラン等世界の(スンニ派)イスラム教徒に対して,米国,フランス,オーストラリア,カナダを始めとする対ISIL連合諸国の国民を軍人,民間人問わず攻撃するよう扇動する声明を発出しました。

2 また,上記声明の後,アルジェリアでは,ISILへの支持を表明しているイスラム過激派武装組織が,拉致したフランス人の解放と引き替えにISILに対する軍事作戦を停止するよう,仏政府に要求しました(9月24日付けスポット情報「アルジェリア:イスラム過激派武装組織による仏人誘拐事件の発生に関する注意喚起」参照)。更に,報道によれば,23日フィリピンにおいて,別のイスラム過激派武装組織が,身代金を支払うとともに米国への支援をやめなければ人質のドイツ人を殺害する旨,独政府に警告しました。

3 こうした中,アラブ5か国と共にシリア内のISIL等の拠点に対して空爆を開始した米国政府は,上記も踏まえ,アルジェリア,ヨルダン,レバノンの自国民に対する注意喚起を発出しています。

4 ついては,海外に渡航・滞在される方は,以上の状況に十分注意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意を払ってください。

5 テロ対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.htmlに掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306

○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
           : http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

2014年9月22日月曜日

大使館からのお知らせ(「領事出張サービス」開催のお知らせ)

在留邦人の皆様へ
平成26年9月22日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
「領事出張サービス」開催のお知らせ

 在パキスタン日本大使館では、2014年11月にラホール市において「領事出張サービス」を実施いたします。在留邦人の皆様のご来場をお待ちしております。

【パンジャブ州ラホール市】
日時:11月8日(土) 午前9時00分 ~ 12時00分
場所:ラホール市日本国名誉総領事事務所(Atlas Hondaラホール事務所3階)
   Office of the Honorary Consul General of Japan at Lahore
所在地:1 Mecleod Road, Lahore
当日の連絡先:0307-555-9779(11月8日のみ)

注:上記の日程は、諸般の事情により変更される場合がありますので、あらかじめご了承願います。

☆ 「領事出張サービス」でのサービス内容について
 当大使館では、在留邦人の皆様への領事サービス向上の一環として、「領事出張サービス」を実施いたします。具体的には、通常は大使館事務所の窓口でしか手続きのできない「日本国旅券の申請又は受領」、「各種証明書の申請又は受領」、「在外選挙人名簿登録申請」等の各種領事サービスについて、大使館職員が現地へ出張して申請受付や発行を行います。また、「領事出張サービス」の開催日は土曜日となっていますので、平日仕事を休まずに旅券の申請や在外選挙人登録申請等を済ませることができます。

《ご利用上のご注意》
1.領事出張サービスの業務は、日系企業(Atlas Honda社様)の会社スペースの一部を借用して行われます。ご来場の際には、企業活動の妨げとならないよう、ご理解とご協力をお願いします
2.会場使用の関係から、開催時間の延長はできませんので、ご来場の際には時間に余裕をもってお越しください。

☆ お申し込み方法
○ 日本国旅券の申請
今回の領事出張サービスにおいて、日本国旅券の申請をご希望される方は、事前に「一般旅券発給申請書」用紙をお取り寄せ下さい。申請用紙を入手した後、各開催日の1週間前までに大使館に到着するように以下の必要書類を郵送して下さい。新しい旅券は、開催日当日に交付します。なお、旅券の交付時には必ずご本人(乳幼児を含む)にお越しいただく必要がありますので、ご注意下さい。

1.郵送申請に関する注意点
(1)郵送による旅券申請では、関係書類が大使館に届いた段階で、仮に申請をお受けした状態となりますが、正式な申請の受理は「領事出張サービス」で実際に新旅券の交付を受け取る日となります。
(2)交付希望日(「領事出張サービス」開催日)までに、現在お持ちの旅券の有効期限が切れてしまう、又は前回申請時と本籍が異なる場合には、戸籍謄本(又は抄本)の提出が必要となりますのでご注意下さい。
(3)郵送申請の場合、同意書の交付希望日等に所要事項をご記入の上、事前にご提出していただく必要があります。同意書はその他の関係書類と共にご郵送願います。
(4)同意書にご記入いただく交付希望日は、「領事出張サービス」開催日をご記入下さい。
(5)交付希望日に旅券の受取が出来なかった場合、正式な旅券申請の受理がされなかったことになりますので、仮に受理した旅券申請は自動的に取り下げとなり、改めて申請を行っていただく必要があります。
2.事前に郵送する書類
(1)一般旅券発給申請書  1部
(2)写真(縦45mm×横35mm) 1枚
(3)現在の日本国旅券のコピー(顔写真と個人情報が記載されている貢)1部
(4)有効なパキスタンビザ又はパキスタンオリジンカードのコピー  1部
(5)戸籍謄本又は抄本(発行後6ヶ月以内のもの)  1部
※ 本籍地等の必要事項を記載した在留届を当館へ提出されている方は、戸籍謄本(又は抄本)の提出を免除することができます。ただし、「現在お持ちの旅券が失効している方」、「はじめて旅券を申請される方(新生児など)」、「婚姻等により本籍や氏名を変更している方」、「前回の旅券申請時と本籍地の記載が変更となっている方」は、在留届が提出されていても、必ず戸籍謄本(又は抄本)を日本からお取り寄せのうえご提出下さい。
(6)二重国籍や国際結婚等の理由により、旅券上に外国名の併記を希望される方は、別途、裏面の「旅券面の氏名表記」の記載が必要になりますので、ご注意下さい。
(7)同意書
3.当日ご持参頂くもの
(1)現在の日本国旅券の原本
(2)手数料
10年有効の旅券 16,200ルピー
5年有効の旅券(12歳以上) 11,100ルピー
5年有効の旅券(12歳未満)  6,100ルピー
※ 手数料は、旅券の交付時に現金で釣り銭の出ないようにお支払い願います。クレジットカード、デビットカード、パーソナルチェックでのお支払いはお受できませんので、ご注意下さい。

○ 各種証明書の申請
 今回の「領事出張サービス」において、各種証明書の申請をご希望される方は、大使館ウェブサイト(http://www.pk.emb-japan.go.jp/VisitingJapan/counselar/1-o.html)又は在パキスタン日本国大使館領事警備班宛てにお問い合わせいただき、申請に必要な書類等を事前にご確認下さい。
 また、上記方法により、申請に必要な情報を入手後、開催日の3日前までに大使館に到着するように必要書類を郵送、FAX又はE-mailして下さい。証明書は、原則として開催日当日に交付します。ただし、証明の内容や種類によっては、当日は申請の受付のみとさせて頂く場合、又は、証明書の交付が間に合わない場合がありますので、ご了承下さい(その場合は、後日証明書が出来上がり次第郵送させて頂きます。)
1.事前に郵送頂く書類・・・電話、FAX又はE-mailにてお問い合わせ下さい。
2.当日ご持参頂くもの・・・電話、FAX又はE-mailにてお問い合わせ下さい。
3.手数料
在留証明              1,210ルピー
 身分上の証明(婚姻、出生、離婚等) 1,210ルピー
 署名証明              1,720ルピー
※ 上記以外の証明書につきましては、事前に電話、FAX又はE-mailにてお問い合わせ下さい。
※ 手数料は、証明書の交付時に現金で釣り銭の出ないようにお支払い願います。クレジットカード、デビットカード、パーソナルチェックでのお支払いは受け付けできませんので、ご注意下さい。

○ 戸籍関係の届出
 出生届、婚姻届など戸籍に関する届出を受け付けます。届出に必要な書類等については、あらかじめ在パキスタン日本国大使館領事警備班へ電話、FAX又はE-mailにてお問い合わせ下さい。折り返し、届出用紙と必要書類等の案内を郵送させて頂きます。また、当日は出生や婚姻の届出以外にも、離婚や認知、国籍の選択などの各種届出手続きについてのご相談も受け付けます。

○ 在外選挙人名簿登録申請
 海外にお住まいの有権者の方々が一票を投じるためには、事前に在外選挙人登録申請を行い、「在外選挙人証」を入手する必要があります。「在外選挙人証」の受け取りには約2ヶ月程度かかりますので、皆様お誘い合わせのうえ、この機会に是非在外選挙人登録をお済ませ下さい。
1.登録の要件
(1)満20歳以上で日本国籍を保有している方。
(2)日本の最終住所地の市区町村役場に転出届を提出されている方(日本に住民票が残っている方は登録できません)
(3)当大使館管轄地域(シンド州、バロチスタン州以外の地域)に居住されている方。
2.当日必要な書類
(1)日本国旅券
(2)現在のお住まいのご住所を確認できるもの。
(例:有効なパキスタン国運転免許証、公共料金の領収証、自宅の賃貸契約書等で居住期間と住所が確認できるもの。ただし、大使館への在留届を3ヶ月以上前に提出済みの方は省略できます。)
3.その他
 在外選挙人登録の際には、「本籍(番地まで)」、「日本の最終住所地」、「日本を出国した日」、「上記1.(3)の当大使館管轄内に住所を定めた日」を記載する必要がありますので、事前にご確認のうえお越し下さい。

○ お問い合わせ先
在パキスタン日本国大使館領事警備班
Embassy of Japan
Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabd 44000 (P.O.Box 1119 Islamabad)
TEL: 051-907-2500
FAX: 051-907-2354
E-mail: ryouji@ib.mofa.go.jp
Web: http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm#

2014年9月19日金曜日

大使館からのお知らせ(外務省海外旅行登録「たびレジ」が開始されました!)

平成26年9月19日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~ 大使館からのお知らせ ~
(外務省海外旅行登録「たびレジ」が開始されました!)

1.この度、外務省は、短期海外渡航者向けの新たなサービスとして、外務省海外旅行登録システム「たびレジ」を開始しました。

2. 「たびレジ」は、短期海外渡航者(海外旅行者・出張者)の皆様が、以下の外務省ホームページにある専用ウェブサイトにアクセスしていただき、必要事項(旅行日程、滞在先、連絡先など)を入力いただくことにより、海外の滞在先で緊急事態発生時の連絡メール、または、いざという時の緊急連絡などを受け取ることが可能となるサービスです。

○「たびレジ」登録ウェブサイト
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

3.当地にお住まいの在留邦人の皆様におかれましても、パキスタン以外の国や地域に短期旅行や出張をされる場合には、ぜひ「たびレジ」をご利用ください。

4 なお、当地を含め海外に3ヶ月以上の長期間滞在をされる方については、在留届の提出が必要となりますので、届出がお済みでない方におかれましては、以下の当館ホームページ等をご参考の上、在留届のご提出をお願いいたします。

○当館在留届案内ウェブサイト
http://www.pk.emb-japan.go.jp/VisitingJapan/counselar/6-i.html
○在留届電子届出システム(ORRnet)ウェブサイト
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/

2014年9月17日水曜日

大使館からのお知らせ(「危険情報」の改訂について) 

在留邦人の皆様へ
平成26年9月17日
                  在パキスタン日本国大使館

~ 大使館からのお知らせ ~
(「危険情報」の改訂について)

1.この度、外務省より、9月16日付で当国「危険情報」の改訂が行われましたので、お知らせいたします。なお、今回の改訂では当地の危険度は全ての地域において「継続」となっておりますが、各地で発生した各種事案等の内容については新たな内容が追加されておりますので、邦人の皆様が当地で安全に滞在するための参考としていただければ幸いです。

○ 「危険情報」掲載ウェブサイト
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?id=011&infocode=2014T132#ad-image-0

2.今回お知らせした「危険情報」以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#ad-image-0

2014年9月16日火曜日

大使館からのお知らせ(パキスタン北部の大規模な洪水被害の発生に関する注意喚起)

平成26年9月12日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(パキスタン北部の大規模な洪水被害の発生に関する注意喚起)

 今般、外務省より、当国北部の大規模な洪水被害の発生に関する注意喚起として、以下の「渡航情報(スポット情報)」が発出されましたのでお知らせいたします。

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渡航情報(スポット情報)

件名:パキスタン:パキスタン北部の大規模な洪水被害の発生に関する注意喚起

1. パキスタン北部のパンジャブ州,ギルギット・バルチスタン(GB)地域,アーザード・ジャンムー・カシミール(AJK)地域においては,9月上旬からの大雨による各地域内の河川の増水等により,大規模な洪水被害が発生しています。パキスタン国家災害管理庁の発表によると,9月10日現在で死亡者257名,負傷者461名,被災者1,121,987名の被害が出ています。

2. 被災地においてはパキスタン政府・軍による被災者の救出・救援活動が続いていますが,被災した地域によっては,道路の寸断、停電,通信(電話,インターネット)の不通といった事態も発生しています。また,増水した河川の下流であるパンジャブ州南部及びシンド州のインダス川及びその支流でも,今後数日間水量が大幅に増加し,同地域にも被害が拡大する見込みです。

3. ついては,パキスタンに渡航・滞在を予定している方,及び既に滞在中の方は,最新の報道等により洪水被害等の状況把握に努めるとともに,避難等が見込まれる場合には、躊躇せず早めの準備及び行動をとるように心掛けてください。万一災害に巻き込まれた場合には,関係当局の指示等に従い,安全確保のための行動をとるとともに,日本の留守家族や以下の問い合わせ先まで連絡してください。

4.なお,今回の洪水被害が発生している地域を含むパキスタンについての危険情報(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#ad-image-0 )もあわせてご参照ください。

 (問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
            http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)

(現地公館連絡先)
○在パキスタン日本国大使館
住所:Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabad, Pakistan
電話:051-907-2500
国外からは(国番号92) 51-907-2500
FAX:051-907-2352
国外からは(国番号92)51-907-2352
ホームページ(日本語版):http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

2014年9月1日月曜日

大使館からのお知らせ(当地政治団体による大規模抗議行進に関する注意喚起(その11))

平成26年9月1日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(当地政治団体による大規模抗議行進に関する注意喚起(その11))

1.当地政治団体による大規模抗議行進に関し、9月1日(月)午後4現在までに確認している内容について、以下の通りお知らせいたします。

(これまでの状況及び今後の見通し)
(1)8月30日深夜より31日未明にかけ、抗議集団の一部がレッドゾーン内の議会敷地内へ進入して抗議活動を継続しています。
(2)抗議集団は,引き続き首相公邸前での抗議活動実施を目指しており,これを阻止する治安部隊との間で散発的に衝突が発生しています。
(3)9月1日午前には、抗議団体の一部が当地国営放送局であるPTVの本部を襲撃し、一時同放送局を占拠し、PTVワールド及びPTVニューズの放送が停止される事態となりました。その後、出動した当国陸軍、レンジャー(準軍)の説得により、同放送局は開放され、現在では放送も再開されています。

2.上記1.の状況の通り、一部暴徒化した抗議集団と治安部隊等との衝突により、今後の抗議活動の推移については引き続き予断を許さない状況であるところ、在留邦人の皆様におかれましては、これまで発出した累次のお知らせとともに、以下の注意事項も参考に慎重な行動を取っていただくようお願いいたします。
(1)本抗議活動の終息時期については未だ不透明であるが、当地の各種報道等により最新の情報を入手し、安全な行動を心掛ける。
(2)特に議会及び首相府が所在するレッドゾーン内及びその周辺地区においては、抗議団体と治安当局の衝突が断続的に発生するなど混乱しており、今後更なる衝突の激化による不測の事態も考えられるため、同場所への接近については状況が落ち着くまでの間避ける。
(3)今後の状況によっては、抗議活動が収束する方向に向かう可能性も考えられるが、その場合においても、抗議参加者の解散に伴い主要幹線道路等において混乱が発生する可能性も考えられることから、移動途中等に抗議活動や抗議団体と遭遇した場合には、直ちにはその場所から離れる。
(4)また、ラホールを始めとする国内主要都市での抗議活動についても、抗議団体と治安当局との衝突の可能性も否定できないことから、抗議活動等で多くの人が集まる場所への接近は避け、移動途中等に抗議活動や抗議団体と遭遇した場合には、直ちにその場所から離れる。

○これまで発出した「大使館からのお知らせ」
http://pkembjapan.blogspot.com/
○緊急時の大使館への連絡先:051-907-2500

大使館からのお知らせ(外国人に対する強盗未遂事件発生に関する注意喚起)

平成26年9月1日
在パキスタン日本国大使館
在留邦人の皆様へ

~大使館からのお知らせ~
(外国人に対する強盗未遂事件発生に関する注意喚起)

1.8月31日(日)午後4時頃、イスラマバード市内の7th Avenueにおいて、外国人に対する強盗未遂事件が発生しました。

2.事件の概要につきましては、被害にあった外国人がKashmir-Highway方面に向かい7th Avenueを通行中、Jinnah Avenueと交差する高架橋付近において、複数の者らから車両を停車させられ金銭を要求されました。同外国人が要求を拒否したところ、犯人らは所持していた鉄や木の棒で車両を襲撃しましたが、被害者は現場から離脱することに成功し、身体的な被害には及びませんでした。

3.皆様ご承知の通り、現在もレッドゾーン内で当地政治団体による抗議活動が継続されており、治安当局と衝突する事態となっています。そのため、現下の不安定な情勢下、警察による警戒・警備体制が抗議活動に対して集中せざるを得ないことから、市内の警備力が従来より低下していることは否めず、市内全般の治安の悪化が懸念されております。

4.つきましては、デモの状況もさることながら、現在の不安定な情勢に乗じた一般犯罪の高まり又はテロ活動の発生の可能性も否定できないことから、在留邦人の皆様におかれましては、これまで発出した累次のお知らせを参照の上、以下の注意事項も参考に引き続き慎重な行動を取っていただくようお願いいたします。
(1)車両による移動等市内での活動においては、細心の注意を払って頂くとともに、安全な行動を心掛ける。
(2)移動中において、不審な者が車両を停車させている又はそのような状況を事前に確認できる場合は、速やかにその場から引き返す等により現場に接近しない。なお、Uターンが出来ない場合は速度を上げて現場を通過し、決して停車せず速やかに現場から離れる。万が一障害物等により停車させられた場合は、犯人の要求に抵抗せず、自らの身の安全を第一に考える。
(3)努めて渋滞を避けた移動を心掛けるとともに、信号で停車する場合においても周囲の状況を観察し、不審な行動を察知したならば直ちにその場から離れられるよう、車間距離又は空間を確保するよう努める。
(4)また、ラホールを始めとする国内主要都市においても、今回の抗議活動の影響を受け、治安の悪化が懸念されます。抗議活動等で多くの人が集まる場所への接近はもとより、移動途中等市内外で活動される場合は、細心の注意を払い、万が一このような事態になった場合には、その場所から直ちに離れる。

○これまで発出した「大使館からのお知らせ」
http://pkembjapan.blogspot.com/
○緊急時の大使館への連絡先:051-907-2500