2014年5月26日月曜日

大使館からのお知らせ(イスラマバード市F-6及びG-9地区で発生した爆発事件に関する注意喚起)

~大使館からのお知らせ~
(イスラマバード市F-6及びG-9地区で発生した爆発事件に関する注意喚起)

(内容)
1.5月24日午前2時頃、イスラマバード市内のF-6地区スーパーマーケット、シャヒーン・ケミスト付近及び同日午前3時頃G-9地区カラチカンパニー付近のバス停において、連続した爆発事件が発生しました。現地警察より確認した情報によりますと、今回の両爆発による被害につきましては、F―6の爆発においては死亡者1名及び負傷者1名、G-9地区の爆発においては現在までのところ被害者の報告はされていないとのことです。

2.これまで(24日午前6時現在)のところ、今回の爆発事件に関する犯行声明は確認されておりませんが、現地警察当局は、現在両爆発事件の捜査を行っております。また、今回の事件を受け、イスラマバード市内全域において警戒レベルが上げられるとともに、既に警備が強化されております。

3.つきましては、邦人の皆様におかれましては、今後イスラマバード市内及び周辺地域において今回と同様の爆発事件の発生の可能性も排除できないことから、以下の注意事項を参考にしていただき、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、今回の連続爆発事件の背景、目的が明らかになるまでは、当面マーケットへの立ち入りは極力避けて頂き、不要不急の外出についても出来るだけお控えください。(今後更に背景、目的等状況が明らかになりましたら、別途お知らせをお出し致します。)
また、イスラマバード以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)今回事件が発生しました不特定多数の人が集まるようなマーケット、レストランでの用事は、混雑している時間を避け、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。特に、現地一般人が多く出入りする市場(サンデーマーケットを含む)には極力近づかないようにする。
(3)攻撃の標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、宗教関連施設、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(5)移動途中等に集会やデモに遭遇した場合、又は不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header