2013年7月29日月曜日

総領事館からのお知らせ(カラチ市におけるシーア派宗教行事開催に伴う注意喚起)

2013年7月27日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ

カラチ市におけるシーア派宗教行事開催に伴う注意喚起

1 7月31日(水)午前10時ころから,MAジンナー通りにおいて(一部サダル地域内の道路を含む)イスラム教シーア派の宗教行事(Youm-e-Ali:イマーム・アリ生誕祭)の行進が行われる予定です。

行進のコースは,
ニシュタル公園(ジンナー廟西側付近)集合→MAジンナー通り→サダル地区エンプレスマーケット前→MAジンナー通り→フセイニアン・イラニアン・モスク
であり,毎年多くのシーア派教徒でにぎわいます。

2 一方,地元メディアは,
(1)7月21日,警察はアジトで爆弾を製造中に誤爆させたテロ組織のメンバーを逮捕。テロリストは「生誕祭に爆弾テロをする予定だった。」と自供。
(2)7月23日,警察は小銃や機関銃,弾丸等を多数積んだテロ組織のトラックをカラチ市内で発見。逮捕されたテロリストは「生誕際で銃器テロを実行する予定だった。」旨供述。
と報じており,生誕祭当日にテロ攻撃が行われることが十分考えられます。警察は,生誕際の警備に万全を期すとしていますが,一昨年のシーア派行事(2011年1月25日)では,祭り帰りのシーア派教徒のバスが空港東側のシャラエ・ファイサル通りで爆弾テロの被害に遭うなどしており,どの場所でテロが発生するか予想がつきません。

3 また,当日は行進コースへの車両の進入禁止規制が行われるため,サダル地域付近一帯が渋滞することが予想されます。

4 つきましては,テロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の情報に留意しつつ,当該行事開催場所はもちろん,集会・デモ等人が多く集まる場所には近づかないようにするなど慎重な行動に心掛けてください。また,同行事は,平日の昼間の開催となりますので,会社や団体など組織に属する邦人の皆様は,本件につきまして組織内での情報共有をお願いいたします。

5 参考として,行進コースの順路図を添付しています。

以 上


2013年7月11日木曜日

大使館からのお知らせ(ラマダン期間中の大使館領事窓口業務について)

在留邦人の皆様へ
平成25年7月10日
在パキスタン日本国大使館

当国は,7月11日(木)から約1か月間(終了日未確定)までラマダン(断食月)となり,当国政府機関の勤務時間及び当地慣習を考慮して,当館の領事窓口の受付時間も以下の通り変更いたしますので,お知らせいたします。

ラマダン期間中の当館領事窓口の受付時間
午前: 9:00~11:00
午後:13:30~14:30

2013年7月8日月曜日

大使館からのお知らせ(ラホール市内で発生した爆発事件に関する注意喚起)

在留邦人の皆様へ
平成25年7月7日
在パキスタン日本国大使館

~大使館からのお知らせ~
ラホール市内で発生した爆発事件に関する注意喚起

1.6日午後11時00頃、ラホール市内のOld Anarkali Food Street付近にて爆発がありました。現地警察より確認した情報によりますと、この爆発による外国人被害はありませんが、5名死亡及び40名以上が負傷する被害が発生しています。

2.これまでのところ、本件に関する犯行声明は出ておりませんが、現地警察当局は、今回の事件捜査を現在行っております。また、今後同様の爆発事件の発生の可能性も考えられるとして、ラホール市内全域において高度な警戒措置をとっているとのことです。

3.つきましては、邦人の皆様におかれましては、今後ラホール市内において昨日と同様の爆発事件の発生の可能性も排除できないことから、以下の注意事項を参考にしていただき、ご自身の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。また、ラホール以外の地域についても、同様の内容を参考にした行動を心掛けていただけますよう、併せてお願いいたします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

(3)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。

(4)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。

5.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header

2013年7月5日金曜日

総領事館からのお知らせ(邦人被害の強盗事件(ガンポイント)発生に伴う注意喚起)

2013年7月4日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ
 
邦人被害の強盗事件(ガンポイント)発生に伴う注意喚起
1 6月29日(土)午後6時30分ころ,カラチ市内ジンナー・ブリッジ北西方の路上でにおいて,邦人1名が乗車する車両がけん銃強盗の被害に遭いました。   

2 被害者は,車両でクリフトン方面に通行中のところ,交通渋滞に巻きこまれ,その際,被害車両を含む停車車両数台が複数の強盗犯人に取り囲まれました。犯人は一斉に各車両を襲い,被害者は,けん銃で車両のドアをノックされたため,あらかじめ強盗対策として用意していたダミーの携帯電話,ダミー財布を渡して犯人を立ち去らせましたが,さらに別の犯人が近づいて来て現金を要求したため,予備のダミー財布を渡そうとしたところで警察が到着し,犯人らは逃走しました。

3 被害者は,強盗に備え,ダミーの財布や携帯電話を複数用意するなどしており,また,犯人の要求に抵抗しなかったことから幸いにも身体への被害はありませんでした。

4 邦人の皆様におかれましては,当地での安全上の基本事項を踏まえ,すでに各種対策を講じられていると存じますが,治安情勢の悪い地区の通行時や多額の現金を携行しての移動の際は,狙われた場合の対応などを想起して危機管理を徹底してください。

5 なお,同種事件では,犯人に抵抗したため,発砲され被弾するという事件が多数発生しています。不幸にも事件に遭遇してしまった場合は,絶対に抵抗せず,犯人の指示に従ってください。ご承知のとおり,所持金品に執着すると思わぬ結果を招くことになり得ますので,特にご留意願います。

6 参考として,発生現場の地図を添付します。

以 上



2013年7月4日木曜日

大使館からのお知らせ(参議院議員選挙の実施に伴う在外選挙(投票)のご案内)

在留邦人の皆様へ
平成25年7月4日
在パキスタン日本国大使館

~ 大使館からのお知らせ ~
参議院議員選挙の実施に伴う在外選挙(投票)のご案内

既に当館からのお知らせでもご案内しておりますが、7月4日に行われた日本国内での公示に伴い、同月21日(日)に第23回参議院議員通常選挙が日本国内で実施されることが正式に決定されました。これにより、在外選挙人証をお持ちの皆様につきましては、海外でも参議院選出議員選挙の投票を行うことができます。投票方法につきましては、以下3つの投票方法から皆様に都合のよい投票方法をお選び下さい。
なお、今回の参議院選挙より当館での在外公館投票を開始いたします。当館での在外公館投票の詳細につきましては、以下の「1.在外公館投票」をご参照下さい。

○ 在外選挙人証をお持ちの方は、以下の何れかの方法にて在外投票を行うことができます。
○ 今回実施される参議院議員通常選挙では、比例代表選出議員選挙及び選挙区選出議員選挙の投票を行うことができます。
○ 候補者情報や選挙に関する詳細につきましては、以下のホームページからも確認することができます。
・候補者・名簿届出政党党情報ホームページ・アドレス
 http://www.soumu.go.jp/senkyo/23hce/index.html

・外務省ホームページ・アドレス
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/index.html

・総務省ホームページ・アドレス
 http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/senkyo/index.html

1.在外公館投票
◆投票場所:在パキスタン日本国大使館(一般領事受付2階)
   Embassy of Japan
   Plot No. 53-70, Ramna 5/4, Diplomatic Enclave 1, Islamabad
   Tel: 051-907-2500
   Fax: 051-907-2354
◆投票期間:平成25年(2013年)7月5日(金)~12日(金)
◆投票時間:午前9時30分~午後5時00分
◆必要書類:①在外選挙人証
         ②旅券など本人であることが確認出来る書類
⇒何らかの都合により旅券がお手元にない方は、日本又はパキスタンの公的機関が発行した顔写真付身分証明書をご持参下さい。

◆そ の 他:
※当大使館が所在する地区(Diplomatic Enclave)への入構については、既に入構に関する許可証等をお持ちの方を除き、当地警察当局への事前登録が必要となります。つきましては、在外公館投票にお越しいただく日程が決まった段階で、ご来訪日の前日まで(7月7日(日)及び8日(月)に来訪を予定されている場合には5日(金)まで)に当館へお知らせ願います。
※世界各国・地域に所在します多くの日本国大使館等にも投票所が設置されます。他の大使館等で投票をご希望の場合は、投票場所及び投票期間等の詳細が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、実際に投票される大使館等の情報を事前にご確認願います。
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/20130705.html

2.帰国投票
◆国内投票日:平成25年(2013年)7月21日(日)
◆一時帰国される場合や、帰国後国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(転入届の提出から原則として3ヶ月間)は、以下の方法にて投票を行うことができます。なお、投票所の住所及び具体的な投票方法等の詳細につきましては、投票所を設置している市区町村の選挙管理委員会にお問い合わせ下さい。

(1)期日前投票
在外選挙人名簿に登録されている市区町村の選挙管理委員会が指定した期日前投票所において、在外選挙人証を提示して、期日前投票を行うことができます。

(2)不在者投票
在外選挙人名簿に登録されている市区町村以外の市区町村の選挙管理委員会において、在外選挙人証を提示して不在者投票を行うことができます。なお、この場合、在外選挙人名簿に登録されている市区町村の選挙管理委員会に在外選挙人証を提示して、投票用紙を事前に入手しておく必要があります。

(3)選挙日当日の投票所における投票
在外選挙人証に登録されている市区町村の選挙管理委員会が指定した投票所において、在外選挙人証を提示して投票することができます。

3.郵便投票
◆郵便投票の手順:
(1)投票用紙の請求
郵便投票を行う方は在外選挙人証と投票用紙等請求書を、国際郵便等で登録地の選挙管理委員会宛に直ちに直接郵送して下さい。返信用封筒は不要です。
 ⇒大使館には郵便投票のための投票用紙を請求することは出来ません。

  ⇒投票用紙等請求書は、在外選挙人証の交付の際に添付された「在外投票の手引き」にある様式見本をコピーしてご使用いただけます。また、適当な用紙に以下の必要事項を記載して請求することも出来ます。

○請求する選挙の種類(例:参議院議員選挙区選出議員選挙、参議院比例代表選出議員選挙)
○請求年月日
○氏名
○署名(在外選挙人名簿登録申請書に記載の署名)
○在外選挙人証の交付番号
○在選選挙人証に記載の市区町村選挙管理委員長(例:東京都千代田区選挙管理委員長 殿)   ⇒署名は必ず本人が行い、在外選挙人名簿登録申請書に記入した署名と同様の署名をお書き下さい。

(2)投票用紙の受領
投票用紙、投票用封筒(内封筒、外封筒、送付用封筒)が、在外選挙人証とともに、登録地の選挙管理委員会より選挙人に直接郵送されてきます。

(3)投票用紙の記入と送付
  ①公示日の翌日以降、投票用紙に名簿届出候補者又は政党の名称を記入し、内封筒に入れます。
  ②外封筒に必要事項を記入し、内封筒を入れます。
  ⇒署名は必ず本人が行い、在外選挙人名簿登録申請書に記入した署名と同様の署名をお書き下さい。
  ③送付用封筒に外封筒を入れ、登録地の選挙管理委員会に直接郵送して下さい。
   ⇒投票用紙は、日本国内投票日の午後8時(日本時間)迄に、登録地の選挙管理委員会に届かなければ無効となりますのでご注意下さい。

◆郵便投票から在外公館投票への変更:
郵便投票のための投票用紙の交付を受けた後でも、在外公館投票の実施期間中であれば、受領済の投票用紙、投票用封筒といった全ての書類を大使館館に返却していただければ、大使館で直接投票を行うことが出来ます。

あなたの大切な一票です。忘れずに投票を!