2013年9月23日月曜日

大使館からのお知らせ(KP州ペシャワル市におけるキリスト教教会を狙った大規模爆弾テロ事件の発生について)

在留邦人の皆様へ
平成25年9月23日
在パキスタン日本国大使館

~ 大使館からのお知らせ ~
(KP州ペシャワル市におけるキリスト教教会を狙った大規模爆弾テロ事件の発生について)

1.22日、KP州ペシャワル市内において、キリスト教教会を狙った大規模な爆弾テロ事件が発生しました。現地警察当局からの確認情報によれば、今回のテロ攻撃による日本人を含めた外国人被害は特に確認されていないとのことですが、少なくとも70名が死亡、133名が負傷する被害が発生しているとのことです。当地報道によれば、今回のテロ攻撃は2名のテロリストの自爆テロ攻撃であると報じられています。また、今回のテロ事件に関する抗議デモが各地で発生しています。

2.KP州ペシャワル郡については、従来より、危険情報「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(真にやむを得ない事情で現地に残留せざるを得ない場合は、政府機関、所属団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。)を発出しています。

3.つきましては、邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考にしていただき、ご自身の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。
(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
(2)攻撃の標的となりやすい場所(宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる限り近づかない。また、車両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(3)デモや集会が行われている場所には、決して近づかない。移動途中にデモ等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)レストラン、マーケット及びバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れる。

4.なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ウェブサイト:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン):
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=011#header