2011年7月15日金曜日

カラチ総領事館からのお知らせ:クリフトン地区への抗議行進の実施に関する注意喚起

1 14日,カラチ市内においてMQMがミルザ上席大臣の発言に対する抗議を呼びかけたことから,市内の治安が急速に悪化し,現在カラチ市内各地において,抗議に集まった数千人もの人々が路上を占拠しタイヤやミルザ上席大臣の肖像などを燃やしているほか,14人が死亡,25人が負傷,多数の車両及び家屋が放火されています。

2 また,報道によれば,現在抗議に集まった約2,000人の人々がパンジャブコロニーからクリフトン地区に所在するミルザ上席大臣自宅に向けて抗議行進を行うとしており,警察が大臣宅周辺道路の通行を遮断するなどの対策を講じています。(大臣宅所在地について別添地図参照)

3 先にもお知らせしたとおり,これらの事案に関して,日本人が直接の標的になる可能性は少ないと思われますが,事案の巻き添えに遭う可能性は十分考えられます。つきましては,邦人の皆様におかれましては,不測の事態に巻き込まれることのないよう,極力外出を控えていただき,最新の情報に留意しつつ引き続き細心の注意を払って行動するようお願いいたします。