2011年6月24日金曜日

感染症(ウイルス性流行性角結膜炎)に関する注意喚起

(1)当地報道によれば、6月下旬に入り、イスラマバードやラーワルピンディ等でウイルス性流行性角結膜炎(日本のいわゆる「はやり目」で、当地ではred eye、またはpink eyeとも呼ばれる)の感染が報告されています。
ウイルス性流行性角結膜炎は、毎年、モンスーンシーズンとともに流行する傾向があり、昨年は洪水被災地を中心に大流行しました。

(2)流行性角結膜炎の症状としては、眼の充血が最も特徴的で、他にまぶたの裏側のぶつぶつ、眼の異物感、まぶたの腫れ、流涙、眼のかゆみ、眼やに等が挙げられます。感染してから7~14日で発病し、特に発病初期に非常に強い他人への感染力を示すことが特徴です。この感染症に有効な点眼薬はありませんが、補助的に、他の感染を起こさないために抗菌点眼薬や、炎症を早く抑えるためにステロイド点眼薬を使用することが多いです。

(3)日本では、ウイルス性流行性角結膜炎は「第3種学校伝染病」に指定されており、感染した児童・生徒は、医師の許可があるまで出校停止となります。成人についても、日本眼科学会は、職場に一定期間出勤させない措置をとることを推奨しています。

(4)つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、感染を疑わせる症状を自覚した場合や、職場の同僚や現地職員、個人の使用人に感染を疑わせる症状を見た場合、至急お近くの医療機関にて医師の診察を受診し(もしくは受診させ)、医師の指示に従うことをお勧めします。
また、このような感染症にかからないよう、下記の感染予防策を励行し、感染予防に努めてください。

●手洗いの励行。
●規則正しい生活で体調を整える(免疫力を維持する)。
●人混みに出かけない。
●家族や身近に感染者が出たら、感染者のタオル、洗顔用具を別にする。
●小児が感染した場合は、学校、幼稚園、保育園は医師の許可があるまで休む。また、医師の
許可があるまでプールには入らない。
●職場での感染を防ぐため、医師の指示に従い、出勤停止措置を検討する。