2011年2月10日木曜日

カラチ総領事館からのお知らせ:邦人に対する強盗(ガンポイント)事件発生に伴う注意喚起

 本日、在カラチ日本国総領事館から以下のとおり「総領事館からのお知らせ」が発出されましたので、お知らせいたします。

1. 2月9日(水)午後1時頃、カラチ市内カイダバード付近ナショナル・ハイウエイ上(別添地図参照)において、邦人乗車車両に対する強盗(ガンポイント)事件が発生しました。

2. 被害者車両は、空港方面からナショナルハイウェイを経由して、カイダバードからコランギ地区へ向かう途中、車両の速度が落ちる交差点付近でけん銃を所持した二人乗りのバイクに停止を命ぜられ、財布、腕時計及び携帯電話を強奪されましたが、被害者は何ら抵抗しなかったことから、幸いにも身体的被害は生じませんでした。

3. 当地においては、銃器を使用した強盗が極めて多発しており、これまでも金融機関への立ち寄り後に邦人が被害に遭遇するケースや、車両移動中に強盗に襲われるケースが報告されています。また、カイダバードからコランギ地区付近においては、一昨年も同様の邦人被害強盗事件が発生しています。邦人の皆様におかれては、各種注意喚起を踏まえ、種々の対策を講じられていると思われますが、特に、郊外を移動する場合や多額の現金の授受を伴う場合は、当該犯罪に巻き込まれる、または狙われる危険性が高いことを改めて認識の上、細心の注意を払って行動してください。
 また、不幸にも同種事案に遭遇してしまった場合は、決して抵抗せず、犯人の指示に従って下さい。所持金品に執着を示すことは思わぬ結果を招くことになりますので特にご留意願います。