2009年12月21日月曜日

イスラム教シーア派宗教行事に関する注意喚起

1.12月27日(日)及び28日(月)(イスラム歴1月(ムハッラム)9日及び10日(アシュラ))にイスラム教シーア派の宗教行事が行われる予定となっています。過去には、この宗教行事を巡り、シーア派とスンニ派間で死傷者を伴う衝突も発生しているほか、この機会を捉え、テロ事件が発生する可能性も排除出来ません。

  本件行事に関連し、現時点で警察及び報道において言及されている注意を要する地域(イスラマバード・ラワルピンディ・ラホール)は以下の通りです。

(1)イスラマバード

   アスネ・アシュリ(Asne-Ashri, G6/2)

シャー・アラディタ(Shah Alladita, Golra)

タルライ地域(Tarlai)

   ヌールプール・シャハン地域(バリ・イマム)(Noorpur Shahan, Bari Imam)

(2)ラワルピンディ

   市内全域


(3)ラホール

   モール・ロード(Mall Road)

ダータ聖者廟(Daata Darbar)

バードシャーヒー・モスク(Badshahi Mosque)

ラホール・フォート(Lahore Fort)

シャリマール庭園(Shalimar Bagh)

ジャロー公園地域(Jhalo Park Area)

センチュリアルシティー地域(Centurial City Area)

2.また、未確認情報ではありますが、イスラマバード市内に武装したテロリストが潜伏し、テロ事件の実行を計画しているとの情報もあります。本件宗教行事と直接関連性はありませんが、十分な注意が必要です。

3.特に、宗教行事、集会、デモ等、不特定多数の人々が多く集まる場所には極力近づかないことが安全対策では重要です。ついては、在留邦人の皆様におかれては、テロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、累次「大使館からのお知らせ」にて注意喚起している内容を再度確認いただき、最新の情報にも留意しつつ、慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください(過去の「大使館からのお知らせ」バックナンバーは、当館HP(www.pk.emb-japan.go.jp)からも参照可能です。)。

以 上