2009年7月1日水曜日

お知らせ(ラール・マスジッドにおける追悼集会の実施)

1.7月7日(火)及び10日(金)の2日間、G6地区に所在するラール・マス
ジッド(赤のモスク)及びその周辺においてラール・マスジッド事件の二周年の追悼
集会が実施される予定で、同集会は、7日、女性用の追悼集会としてラール・マス
ジッド隣に所在していたジャミア・ハフサ(学生が立て籠もったマドラッサ)跡地で
実施され、10日、男性用の追悼集会としてラール・マスジッドにおいて、それぞれ
午後0時から午後6時まで実施される予定であり、報道によれば参加者は5万人に上
ると予測されています。

2.因に、昨年7月6日にはラール・マスジッド近くにおいて同一周年追悼集会を警
備していた警察官に対する自爆テロが発生し、警察官16名を含む21名が死亡する
事件が発生しています。

3.つきましては、在留邦人の皆様におかれては、不測の事態に巻き込まれることの
ないよう、累次「お知らせ」でお伝えしている以下の諸点に今一度十分な注意を払
い、最新の情報に留意しつつ、呉々も慎重な行動に心掛け、個々人における安全対
策・危機回避に十分注意してください。特に7月6日(月)から7月12日(日)ま
での間は、ラール・マスジッド周辺、アッパラ・マーケット及びメロディー・マー
ケットには出来る限り近づかないようにして下さい。

(1)テロの標的となりやすい場所(米国系有名ホテルやファースト・フード店を含
む欧米関連施設、政府機関・軍・警察等治安当局施設(含む車輌、検問所等)、宗教
関連施設)には出来る限り近づかない。

(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。

(3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行うと
共に、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から
離れる。

(4)近距離であっても、移動には可能な限り自家用車を利用し、特に深夜の一人歩
きは避ける。

(5)郊外に赴く場合は、その地域の情報に十分な注意を払い、必要な場合には、十
分な警備体制をとる。

以 上