2008年11月14日金曜日

ペシャワル市内ハヤタバードにおける邦人被害銃撃事件の発生

1.14日、ペシャワル市内ハヤタバードにおいて、何者かが邦人ら2名が乗車した停車中の車輌に対して銃撃を加え、同邦人は右足膝下、パキスタン人運転手は左肩を撃たれて負傷する事件が発生しました。

2.ペシャワル市内では、12日、ユニバーシティータウン近郊において、米国の援助団体に所属する米国人1名とパキスタン人運転手1名が武装集団から銃撃を受けて死亡する事件が発生しています。また、13日、本日の事件と同じ地区であるハヤタバードにおいて、武装集団が自動車で出勤途中の在ペシャワル・イラン総領事館館員1名を襲い、護衛のパキスタン人警察官1名を射殺した後、同館員を自動車から引きずり出し、誘拐する事件が発生しています。

3.在留邦人の皆様におかれては、ペシャワル地域に行かれる場合は、その是非を十分御検討いただくと共に、テロ事件、ペシャワル地域に略取誘拐事件などの不測の事態に巻き込まれることのないよう、累次「お知らせ」にてお伝えしている以下の諸点につき今一度十分な注意を払い、最新の情報に留意しつつ、呉々も慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。仮に商用等で同地域に行かれる場合には、予め大使館領事部まで御連絡頂ければ幸いです。

(1)テロの標的となりやすい場所(米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、政府機関・軍・警察等治安当局施設(含む車輌、検問所等)、宗教関連施設)には出来る限り近づかない。

(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。

(3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行うと共に、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。

(4)近距離であっても、移動には可能な限り自家用車を利用し、特に深夜の一人歩きは避ける。

(5)郊外に赴く場合は、その地域の情報に十分な注意を払い、必要な場合には、十分な警備体制をとる。

以 上

2008年11月13日木曜日

ペシャワル等における外国人を対象としたテロ犯罪の連続発生

1.12日、ペシャワル市内の高級住宅街にあたるユニバーシティータウン近郊において、米国の援助団体に所属する米国人1名とパキスタン人運転手1名が武装集団から銃撃を受けて死亡する事件が発生しました。被害者らは、狭い道路を移動中に武装集団の自動車によって行く手を防がれ、発砲を受けたとのことです。

2.13日朝、ペシャワル市内ハヤタバードでは、武装集団が自動車で出勤途中の在ペシャワル・イラン総領事館館員1名を襲い、護衛のパキスタン人警察官1名を射殺した後、同館員を自動車から引きずり出し、誘拐する事件が発生しました。

3.また、ペシャワル市周辺でも、10日夜から北西辺境州バンヌーから連邦直轄部族地域北ワジリスタンに向かっていたカナダ人女性ジャーナリスト1名とガイドらが行方不明となっています。

4.在留邦人の皆様におかれては、ペシャワル地域に行かれる場合は、その是非を十分御検討いただくと共に、テロ事件、ペシャワル地域に略取誘拐事件などの不測の事態に巻き込まれることのないよう、累次「お知らせ」にてお伝えしている以下の諸点につき今一度十分な注意を払い、最新の情報に留意しつつ、呉々も慎重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してください。仮に商用等で同地域に行かれる場合には、予め大使館領事部まで御連絡頂ければ幸いです。(1)テロの標的となりやすい場所(米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、政府機関・軍・警察等治安当局施設(含む車輌、検問所等)、宗教関連施設)には出来る限り近づかない。(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。(3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に行うと共に、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場から離れる。(4)近距離であっても、移動には可能な限り自家用車を利用し、特に深夜の一人歩きは避ける。(5)郊外に赴く場合は、その地域の情報に十分な注意を払い、必要な場合には、十分な警備体制をとる。

以 上