2008年12月1日月曜日

総領事館からのお知らせ(民族間の衝突発生に伴う注意喚起)

1.11月29日から30日にかけて、カラチ市内各地において、パクトゥーン人とムハージルの両民族間の衝突が激化して、道路封鎖や投石、商店や車両に対する放火事案、銃器による発砲事件も多数発生し、一部では暴動に発展しました。

2.これまでに暴動等が発生した地区は、SOHRAB GOTH,GULBARG,ORANGI,BANARAS,
BALDIA,GULSHAN-E-IQBAL,LIAQUATBAD,NORTH NAZIMABAD,NEW KARACHI等の市内北部及び西部ですが、上記以外にも発砲事件は市内各地で散発的に発生しており、どこにおいても注意が必要です。

3.カラチ市警察は、状況は沈静化方向に向かっていると発表していますが、再度両民族間の衝突が再燃する蓋然性も否定できません。

4. 従って、在留日本人の皆様におかれましては、これまでに暴動が発生した地域に立ち入ることを避けるとともに、街頭における発砲等の不測の事態に巻き込まれないよう特に危機回避意識を高めて行動するようお願いいたします。

カラチ総領事館
担当 警備班 野田
電話番号 522-0800
FAX   522-0820
E-Mail cgjapan-kb@cyber.net.pk



GULBERG,LIAQUATBAD,ORANGI,BALDIA,GULSHAN-E-IQBAL,KORANGI,LANDHI、NORTH NAZIMABADの各地区内で民族間衝突が発生しています。
散発的な発砲事件は、これら地区に限定されずCLIFTONやSADDAR地区でも発生しておりますので注意が必要です。