2008年9月22日月曜日

イスラマバード市内ホテルにおける自爆テロの発生

21日、日本国外務省が発出した標記に係るスポット情報を以下の通り「お知らせ」します。在留邦人の皆様におかれましては、累次「お知らせ」でお伝えしている諸状について、引き続きご注意頂き、安全対策・危険回避を十分心掛けて下さい。

~渡航情報(スポット情報)~
(件名) パキスタン:イスラマバード市内ホテルにおける自爆テロの発生

(内容)
1.9月20日午後8時頃(現地時間)、イスラマバード市内のマリオット・ホテルにおいて自動車爆弾テロ事件が発生し、少なくとも40人以上が死亡、257人以上が負傷しました。また、同ホテルは全焼しました。

2.上記事件に関する犯行声明は出ておらず、犯行グループ等の背景は不明ですが、同ホテルは外国人が頻繁に利用すること、及び政府機関や外交団地区に隣接することから、厳重な警戒が実施されていました(2007年1月には自爆テロ未遂が発生)。そのような中で今回の事件が発生したことから、引き続き、十分な注意が必要です。

3.つきましては、パキスタンに渡航・滞在される方は、上記の内容に十分留意するとともに、危険情報を参照しつつ渡航ルートを慎重に検討の上、政府機関、軍・警察等治安当局の施設(車両等を含む)、宗教関連施設、欧米関連施設にはやむを得ぬ場合を除き不必要に近づかない、集会やデモが行われている場所にはできる限り近づかない、マーケットやバス停など人が集まる場所では警戒し、周囲の状況に注意する、長時間とどまらない等、安全対策を十分心掛け、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情勢の入手に努めてください。

なお、爆弾事件に関しては、以下も併せて御参照ください。 (パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.htmlに記載
(1)2008年6月26日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」